スタッフさん、グッジョブ(>_<!!!
いや~、いいもん見せてもらいました(^-^。今回の蝶野周りの描写は、正に『秀逸』の一言!! 彼の歪んだバックボーン、それ故の彼の狂気は、次郎が蝶野を滅多打ちにするシーンを追加した事で陰惨さアップ!カズキでなくとも思わず蝶野に同情です。 そして、何よりも、パピヨンの変態描写が蝶・サイコー!!!彼の格好と昆虫の変態をかけたギャグ!!やばいカメラアングルの連発!!股間からマスクを取り出すシーンも動画になってヤバさ大幅アップ!!! スタッフさん、本当に貴方たちは素晴らしいっ(;>_<;!! 公共電波を使ったメディア故、折角のこの作品の醍醐味である変態表現が抑えられてしまわないかと少しドキドキしたものですが、それは取り越し苦労に終わってくれたみたいです。ヨカッタヨカッタ(^-^。
また、今回は出番少なかったですが、斗貴子さん周りもかなりグーでした。 ちゃんと志々雄斗貴子やってくれたのは非常に嬉しかったですし、ラストのカズキを膝枕するクライマックスは幻想的で美しいシーンに仕上がったと思ってます。
ただ、カズキ周りの描写は少々不満が。 まず、前回も書きましたが、ダメージを受けている割には外見にそれといった変化が無いので、カズキがどれほど無理をしているのかがわかりにくかったです。最後力を限界まで使い果たし、解毒剤を斗貴子さんに届ける事ができず倒れるシーンも、今一カズキに共感して燃えることができませんでした。あれ、せめて頭から血を流してさえいれば、それだけでも本当大分変わったと思うんですがね・・・。 あと、蝶野を倒した攻撃がサンライトの特性を使った突進ではなくただの突撃だったり、斗貴子さんを助けられなかったと思い込んで絶望に打ちひしがれるシーンで斗貴子さんの姿を思い浮かべなかったりと、原作であった、そして別に時間の尺を取るわけではない秀逸な表現を数多く削っているのも気になりました。 いや、ここまで蝶野や斗貴子さんを丁寧に描写してくださるアニメスタッフさんたちの仕事ですから、多分それなりの事情はあるんでしょうけど、でもやっぱりちょっと残念です。 やはり、この『武装錬金』の主役はカズキであり、蝶野や斗貴子さんもカズキがしっかりと機能してこそ本来の輝きを放つものである、と思うので。 カズキをきちんと描けずして、このアニメの本当の成功は無いでしょう。次回以降、期待したいところです。
それにしても、ここら辺のストーリー展開は、本当何度見返しても燃えます(^-^。 特に、カズキの「すまない」から蝶野の「謝るなよ」の流れは、和月節全開というか、『るろ剣』以来のファンには特別燃えるものがあります。勧善懲悪もいいですが、絶対的な善悪が無いが故のこういった人生哲学の鬩ぎ合いみたいなものも、また良しです。 そして、和月先生のその描写は、本当に秀逸ですね。これ系の展開で和月先生の右に出る人が果たして日本に何人いるか・・・。原作の時も、この一連の展開のおかげで「この作品を最後まで追いかけよう」と思ったものです。 アイラブ和月漫画!!!
・連絡 今月は、ちょっと思うところがあって、更新頻度を下げようと思います。『バルG』とこの『武装錬金プチ感想』以外は、あんまり書かない予定です。 あしからず。
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