Endless world -咬龍の庭-
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『ひぐらしのなく頃に礼』感想

これは本当にいいファンディスクです!!


昨日プレイし終えました。
総プレイ時間はおよそ五時間(目明し編のお疲れ様会を既に読んでいるのであれば)。内容は本当に中程度のシナリオ二本+α。
『Fate/hollow ataraxia』などと比べるといささか物足りない感はありますが、まあそれは比べる対象が間違っているってやつですね。社会人の方が創っている同人ゲームのファンディスクならば、これくらいの内容でも十分過ぎるくらいでしょう。
そして、気になるシナリオの質ですが・・・・。蝶・大満足でしたよ!!(^-^)
おそらくメインであろう『賽殺し編』は、本編の補完話として非常に上手く機能しているように思えますし、『昼殺し編』はひぐらし初期の物語前半のドタバタ活劇な雰囲気を上手く継承・発展させたお話で本当に楽しめました。


ええ、これは本当、『ひぐらし』をプレイした全ての人にお勧めできるファンディスクです。まだ購入されていない方は、経済的・時間的余裕の許す限り、購入を強くお勧めします(^-^)。


ここから先は、ちょっとしたネタバレ感想です。既プレイの方のみ、「READ MORE」にてどうぞ。


 


●賽殺し編
『ひぐらし』全体のテーマを補完するお話だったと思います。
僕はかねてから、ファンタジー的な世界観を持つ漫画などでごく希に、主人公と敵の特殊能力での競り合いにて、安易に「正義」や「友情」と特殊能力の出力を絡めて、「何故この私がやられるんだぁ!?」と断末魔を上げる敵に対して「これが“人間”の力だ!!」などと言うような、安直な人間賛歌的な展開は正直いただけないと思っていたんですよね。「第一、そんな能力は“人間”は使えないから!!」みたいな感じで。
この『賽殺し編』を読んで、「もしかしたら、竜騎士07さんも似たようなことを思っていたのかなぁ」と思えました。

このお話は、「人間賛歌」を歌っていながら、結局超常的な能力の存在無しでは物語が成立しなかった『ひぐらし』という作品の最後になくてはならないお話しであり、超常的な能力にあまりにも頼りすぎてしまった主人公の一人・梨花ちゃんが「真に試練を乗り越えた」と言うためには避けては通れない物語だったのでしょう。
梨花ちゃんは羽入の能力で無数の人生を生き、そしてその度に何が正しくて何が間違っていたのかを推敲する機会が与えられてきましたが、普通の人間にとっては人生一度きり。故に、例え理不尽な運命によってその人生が唐突に幕を下ろしてもそれを受け入れなければならない。そのためには、人生をいつ終わっても悔いの内容に、それこそ“一生懸命”に生きてゆかねばならない。
大概のポジティブなテーマを内包した物語は、つまるところそのどれもが『人間賛歌』を歌っているようなものだと思います。しかし、その歌が我々の共感を得る事ができなければ、その歌は誰にも伝わりません。上記のような「安易な人間賛歌」の例では、誰の共感も得られず、物語は誰の心にも何も残さないでしょう。
「お疲れ様会」でキャラたちが言っていたように、このお話はあの長く辛い戦いの末ようやくハッピーエンドを迎えた本編の直後にやるにはあまりにもハードなテーマを含んだお話ではありますが、『ひぐらし』というお話が、誰かに何かを伝えるために描かれた物語である以上、この機会にこの場で語られねばならないお話だったのでしょうね。

というわけで、個人的には大満足、言う事なしに感動できたお話でした(^-^)。

また、このお話のテーマは、『Fate/stay night』のセイバールートと大きく共通するものがあると、プレイしていて感じました。
梨花ちゃんがたどり着いた「理想的な世界」はセイバーの目指した「聖杯でセイバーの願いが適えられた世界」そのものでしたし、その世界に対して出した答えは士郎のそれとよく似たものでしたね。
ここでわざわざ述べるまでもなく、TYPE-MOONから多大な影響を受けただろう竜騎士07さんのこと。もしかしたら、このお話は『Fate』に対するリスペクト的な要素もある程度含んでいるのかもしれませんね。


あと、このゲーム本編には直接関係は無いことですが、どうやらコンシュマー版の羽入のキャストは堀江由衣さんに決定っぽいですね。ゲーム本編の中にも声優ネタと思しきものがありましたし。
堀江さんは『kanon』の月宮あゆの声でお馴染みで、彼女の声を脳内再生しながらゲーム中のテキストを読んでみると、羽入のキャラにかなり合っている気がしました。
これは、梨花ちゃんと羽入の掛け合いを是非声付きで聞いたみたくなりましたよ。コンシュマー版、どうしようかなぁ。
しっかし、このお話でここまで熱く『選択肢』の事について語っちゃった後で、その選択肢が実装されるコンシュマー版は、果たして大丈夫なんでしょうかねぇ・・・。期待半分不安半分になるのはちょっと否めない感じですが・・・。


●昼壊し編
『ひデブ』の世界観をノベライズしたお話、だということでしたが、お話の内容はゲームの小説版というよりむしろ番外編オリジナルストーリーに近かったですね。
こちらは『賽殺し』とは対極で、小難しいことなんて一切考えずに楽しめる純粋なエンターテイメントとして、程よく仕上がっていた感じでした。『ひぐらし』は、「そのままギャルゲーが成立しそうなキャラクターでミステリーをやる」というのがウリなわけで、そんなキャラクターたちが本来の用途(?)であるドタバタラブコメ活劇をやって、それで楽しくなかったらそりゃ「嘘だッ!!」って感じですね(^-^)。

まあ、このお話はここで語ることはあんまり無い感じですね。
ただ、「もうちょっと長かったら良かったのに」とは思っちゃいましたね。監督に気に入られるためにメイド服を着たり、知恵先生に気に入られるためにカレーを極めたり、赤坂さんに迫って梨花ちゃんと一触即発になるような展開も欲しかったような気も。


あとは、やっぱり悟史が圭一と絡むストーリーが一本は欲しかったな、といったところでしょうか。
折角本編も終わり、悟史も完全な形でないとはいえとりあえず生きて帰ることはできたのだから、やはり悟史が部活で他のメンバーたちと戦っている姿も見たい、というのがファンの心情というものでしょう。
作者は「今回でひぐらしは完結させるつもりだったが、また書くかもしれないと考えを変えた」と言っているので、いつどのような形ででもいいですから、悟史も交えた部活メンバー六人のドタバタコメディ話を一本でも作ってほしいです。

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【2008/09/21 22:39】 URL | #- [ 編集]

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【2008/12/04 06:20】 URL | #- [ 編集]


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現在社会人として東京都心の企業に勤めている。出身地は北海道。
一人っ子。故に(?)わがままでせっかちなところがある。趣味はドライブと創作作品鑑賞。ただし基本的に超インドア。
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