Endless world -咬龍の庭-
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『仮面ライダー電王』2~5話までの感想

はい、以前「観ない」と断言したにも関わらず、ちゃっかり観てます、『電王』(>_<)!!

電王を視聴し続けている理由としては、一話が放送された時点でちょっと作品の出来がどうだったかを確かめる程度の目的でネットを色々見て回った時、何とライダーの声をやっているのが『ガンダムSEED』のラウ・ル・クルーゼ役でお馴染みの関俊彦さんだと知ったからです。
というのも、以前どこかで書いたかもしれませんが、僕は大学時代、人形劇のサークルに所属していました。そこでは当然、複数のキャラの声を演じ分けるという技能が必要で、年齢も環境も、ともすれば性別も違うキャラを演じ分ける事の大変さを身をもって実感する事もよくありました。なわけで、それを非常に高いレベルでこなす事ができる“声優”という職業に、僕は所謂リスペクト的な感情を抱いているのですよ。
なわけで、僕のよく知っている声優さんが、付き合いの長い『ライダー』の声を担当するということで、こりゃ一回は観なきゃ損でしょう、って事になって、んで観てみると案の定関さんは素晴らしい演技をなさっていて、更に話とかも普通に面白くて、結局今に至るまで視聴を続けています。


というわけで、今日はそんな『仮面ライダー電王』に関する感想記事を、ちょっとだけ。
因みに、このコーナーは週刊化するつもりは今のところ無しです。気が向いた時にだけ書いて、その頻度が高いようであれば週刊化するやもしれません。


●テーマ:
今まではシリアスで難解なストーリーが売りの『平成ライダーシリーズ』でしたが、今回は結構展開もわかりやすく説明っぽい台詞もあまり無く、雰囲気も明るくライトな感じで、戦隊シリーズにより近いカラーの作品になっている感じです。
そして、作品終盤までテーマの見えてこなかった(らしい)『カブト』と違って、今回のテーマは序盤のここ数話を見ているだけでも何となく想像が付くものとなっています。

テーマを読み解く上での注目点は、良太郎・イマジン・各話のゲスト(イマジンにとりつかれる者たち)の関係性だと僕は考えています。
良太郎も含めたイマジンにとりつかれる者たちの共通項として、「弱い人」であるという事が挙げられます。史上最弱主人公である良太郎君はもちろん、他のイマジンにとりつかれた者たちも、何処かに“弱さ”を抱えている。そこに、イマジンは入り込んでくるわけです。「お前の願いをかなえよう」と。
ただ、良太郎君が他の人たちと違うのは、良太郎君は唯一「心が強い」ことなんですよね。他の人は力や能力に弱点を抱えているだけではなく心も弱い故に、自分の弱さから目を背けよう、他人の目から隠してしまおう、無かった事にしてしまおうとして、イマジンのささやきを受け入れ、他者に迷惑をかけてでも自分の望みを叶えてしまおうとします。でも、良太郎はそれをしない。弱いからこそ、他者の弱さを認めようと、他者や自分の弱さに目を背けずに生きてゆこうとしているわけです。
そして、イマジンは、確かに力は強いし能力も高いですが(例:モモタロスやウラタロス)、反面心は幼い。他者を犠牲にしても構わないと考えているし、自分の力で他者をひねり潰すことに快感を覚えもする。けれど、良太郎はそれにも「否!」を唱えるわけです。第四話がその典型的なお話ですよね。

つまり、このお話は、ゲストの人たち(力も無く心も弱い)・良太郎(力は無いが心は強い)・イマジン(力はあるが心は弱い)の三者の関係を通じて、『人の強さとは何か』みたいなものを描き出そうとしているのではないか、と僕は考えています。
ここまで考えれば、何故この作品が史上類を見ない“最弱主人公”を配したのかも、わかってきます。人間は皆、弱いものです。けれど、その事実に負けずに懸命に強く生きようとする良太郎、その彼と関わり影響を受けていくゲストキャラやモモタロスらイマジンを通じて、『真の強さとは何ぞや』を表現しようとしているのでしょう。

そして、舞台を『電車』にしたのも大変上手いと思います。
電車とは、様々な人間が乗っては降りていくもの。そしてその中の少なくない数が、ゲストキャラのように無力感に苛まれ心も弱ってしまっている人でしょうし、もしくはイマジンのように力で他者を傷付けることへの罪悪感が麻痺してしまった人もいるでしょう。そんな場である「電車」を舞台にした劇の中で良太郎が彼らの心を救っていく、それは視聴する子供達に「心の弱い大人になんてなるな」というメッセージを植えつけるでしょうし、一緒に見ているお父さんたち(毎日通勤電車で仕事場に通っている)にも「心の弱い大人になってないか?なっていたらすぐにやめよう!」というメッセージを送ることになるわけです。
『仮面ライダー電王』。結構シンプルながら深い作品かもしれません。

ただ、不安が一つ。
良太郎君、この作品に欠かせないキャラだとは思うんですが、主人公として大変地味なんですよねぇ・・・。特に、「自力でライダーに変身する事も怪人を倒すことも出来ない」というのは、結構痛いかと。
僕が子供だった頃を思い返してみると、『ライダー』を観る時の最大の関心事はあくまで“怪人との戦い”であり、その他のドラマの部分は割とどうでも良かった記憶はあります。少なくとも、怪人がどんな奴だったかとかそれに対してヒーローはどんなキメ技で倒したかというのは、今になっても何かのきっかけで思い出すことがありますが、その他の人間ドラマの部分はもう思い出せないくらいに印象が薄いです。
今の子供達のあまり変わらないものだと仮定すると、バトルにほとんど関われない良太郎ははたしてどれだけ子供の心に残っているのだろうか、と思ってしまいます。作品のテーマを担う主人公がメインの視聴者である子供の記憶に残らない可能性があるのは果たして・・・、と、ちょっと不安です。
まあ、その分(後述しますが)モモタロスらイマジンが非常に子供受けしそうなキャラなのでまあ大丈夫な可能性も高いですが。
あと、『ガンダムSEED』のラクスではないですが、やはり人間何事をなすのにでも「想いだけでも、力だけでもダメ」です。だから、今は心(想い)だけの良太郎も、きっといつか力を欲する時が来るはずです。なわけで、きっといつか良太郎も子供達のヒーローになれると信じます。


●味方イマジン
いや~、本当、主人公の良太郎が子供受けしないキャラ造型してる反動か、相棒のモモタロスはもろ子供のストライクゾーンど真ん中なキャラしてます!
普段は乱暴者でおっかないけど、小心さや小市民ぽさも垣間見せ、決して根っからの悪人ではない。僕が子供の頃を思い出しても、こういうキャラで嫌いなキャラはいなかったような気がします。
それはきっと、こういうキャラが子供に安心感を与えるからなんでしょうね。子供にとってこの世で最大の脅威は、「怖い大人」です。子供は無力であり、悪意のある大人には一切抵抗できませんから。それは、虐待が子供にどれだけ深い傷を残すかを考えれば明白ですね。しかし、こういうモモタロスのようなキャラは、「怖い大人」の属性を持つ反面、非常に愛嬌のある面もあり決して子供に深刻な傷を残すようなことはしない(実際2話では少女を素で助けたりしてました)故、こどもたちに「怖い大人」の恐怖そのものも和らげる効果があるのでしょう。
そして、コミカルな動きを再現するスーツアクターさんもそうですが、彼というキャラクターを表現する上で欠かせないのが、声優の関俊彦さんですよね。ドスが効きながらも、どこか小者っぽい独特の味のある声で彼を上手に演じてくれています。流石、人気シリーズ『ガンダムSEED』で二度も重要な役どころを演じた、ベテラン中のベテランだけあります。本当、彼の演技は聴いてて飽きません。

それにしても、味方イマジンは桃太郎や浦島太郎、金太郎(OPで一瞬出てくる金のクマっぽいライダーは多分これでしょう)みたいな、昔話の“~太郎”がモチーフになるみたいですね。ならば、龍の子太郎や三年寝太郎、はたまたウルトラマンタロウのイマジンも出てくるかも(最後のは絶対ね~よ!)。


●デンライナー
当初は「線路の通ってない郊外に敵が出たらどうすんのか?」とか「置石に弱いのでは?」などと散々心配されていた『電車に乗るライダー』。
しかし、フタを開けてみれば心配は杞憂で、線路は目的地に向けて自動で組みあがっていくので置石やいけない場所の心配をすることも無く、人身事故で止まることも無く、タイムスリップ能力も活かせば遠隔地に楽々行け、その上ヒーローの秘密基地や支援兵器としての役割もかねるスーパーマシーンでしたね。
その上、小回りが利かない、これに乗って戦うと下手をすれば一般市民を巻き込む大惨事になる、移動するにはある程度の時間がいる為いつでもどこでも「これに乗れて逃げられる」というわけにはいかない、などなど、弱点も程よく設定されていて、無敵すぎて作劇上使いどころに困ることも無さそうです。

●ただ・・・
以前も書いたことですが、外見の独特さに反して、どうにも地味さが今のところぬぐえないのは実感してしまいます。
前述の良太郎が孕んだ地味さもそうですが、それ以上に、やはり「新しい風不足」は否めない感じですね。
「人間に味方する怪人」は『555』で、「怪人の力を借りて変身するライダー」は『剣』で既出ですし、「主人公の支援兵器を兼ねるスーパーマシン」は『555』で、「バイク以外のライダーの移動手段」は『響鬼』で出てます。「キックを使わないライダー」というのも『響鬼』がそうでしたし、今更ライダーが剣をメイン武器に使ったくらいじゃ誰も驚きません。
ストーリーの取っ付きやすさや関さんの演技の素晴らしさで今のところ水準に達している感はありますが、それだけだとちょっと厳しいかな、とも思えます。
ここはズバッと、僕らの意表をつく展開を期待したいところですね。

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【2008/09/05 23:59】 URL | #- [ 編集]

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現在社会人として東京都心の企業に勤めている。出身地は北海道。
一人っ子。故に(?)わがままでせっかちなところがある。趣味はドライブと創作作品鑑賞。ただし基本的に超インドア。
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